とうちゃんからお前たちへ

かけがえなきかみさんとチビたちに捧ぐ

理想の女性像

自分の中に眠る差別心を
呼びさましたくはなかった

だから
自分以上の相手を
パートナーにしたいと考えた

 

たとえば

見下してしまうことがないよう

背丈はオレと同じか

それ以上だといいと思った

またそれは

同じ高さの目線で

物事を見たいという願望の表れでもあった

 

他にも譲れない点はいくつもあった

 

音楽が好きなこと

話し声もさることながら

歌声も美しいこと

 

長い間弾き語りをしていたオレは

声に異常な執着心があったのと

人が衰えた時

それほど大きな変化をもたらさないのが

声だと考えていたのも理由のひとつだ

 

もちろん歯が抜けるなどすれば

別の話だが…

 

外見的に一番重要視しているのは

できればオレ好みの脚で

内股であること

 

これは簡単に言えば

「脚フェチ」ということになるだろう

 

オレは1996年にネットを始めたが

その時オレと同じ感覚を持つ連中のことを「脚フェチ」と呼び

同族が世界には大勢いることを知った

 

ただ同じ脚フェチと言っても

必ずしも同じ好みとは限らないことも

同時に知ることになる

 

オレの場合

白人や黒人のように

細長くまっすぐで

起伏のない脚は好きになれない

 

かと言って

正座の影響で曲がりすぎた脚も

脚の間に隙間が多すぎるので

好みではなかったりする

 

脚はお尻との繋がりがあるので

結果としてお尻も含めた判断になるが

ある程度お尻が大きくないと

オレ好みの脚にはなり得ないように感じている

 

女性の中では

贅肉がそぎ落とされ

脚の間に隙間ができている脚が

美脚とされているのかもしれないが

オレ的には

脚の間の隙間があまりなく

大腿骨から足首にかけてのラインが

逆三角形になっているフォルムが美しく感じる

 

オレ的美脚の持ち主は

そう多くなく

芸能人に例えるのも難しいので

説明が長くなったがこのあたりで切り上げておこうか