とうちゃんからお前たちへ

かけがえなきかみさんとチビたちに捧ぐ

恐れ

地球は実に様々な「心配事」を抱えている。

「ああ アレを買わなくちゃ」

「待てよ これも足りないな」

「うーんでもそこまで揃えるお金が足りないぞ」

 

「健康診断で脂肪が多いものは控えろと言われたけど

このフライドポテトぐらいならいいかな

それともダメかな」

 

「明日はテストだった!

すっかり忘れてたから

何にもやってないぞ

このまま明日 学校に行っても大丈夫かな」

 

「気が付いたら朝方まで飲んじまってた

仕事でドジを踏まなきゃいいな」

 

心配事のネタは

きっと無限にあるだろう

 

過去に知りえたチャネル情報の中で

個人的にかなりショックだったが

「そういうことってあるかもなぁ」

と思った話があるので紹介しよう

 

例えば地球人は

数多くの家畜を飼い育てている

じゃぁそれは何のために飼育しているんだろうか?

さっさと正解を答えてしまうが

地球人自身が自分たちの食べ物として育てている

 

それは悪だろうか?

生命を殺して食べてしまう

それはいけないことだろうか?

 

食物連鎖について詳しくはないが

肉食動物が草食動物を食べる

草食動物は草木を食べる

草木は土の中の養分を吸いっとって食べる

そう言ったサイクルは存在する

 

動物を食べるのは犯罪で

草木を食べるのは犯罪ではないと言った道理が

果たして通るだろうか?

 

すべて生きていくための手段に過ぎない

そう言った考えにたどり着いたなら

次の話に目を向けて欲しい

 

我々地球人は物理次元で暮らしているので

肉体を維持するには

物理的な食べ物が必要になる

 

だとしたら

非物理次元で暮らす宇宙存在は

何を食べればいいのだろうか?

 

少なくとも想像がつくのは

「非物理的な何か」だ

 

地球人の食生活は千差万別で

肉食中心の人もいれば

菜食中心の人もいる

中にはサプリメント中心のという人もいることだろう

 

同じように

宇宙存在にとっての食生活も多種多様だと想像してみよう

 

いよいよ答えだ

地球人にとっての肉食生活は

肥満や各種病気の原因になるとして

近年ではあまり良い食事とは言えなくなってきているが

宇宙存在における肉食に相当するのが

「恐怖」だ

 

地球人にとって感情は目に見えないので

それを「食べる」と言うのは想像するのさえ難しい

 

オレもそうだったが

女性に縁がなかった時には

アイドルを好きになり応援していた

コンサートなんかで

◎視線が合う

◎オレが「がんばってー!」とかけた声に「ありがとー!」と返してくれる

そんなことがあるとしばらく嬉しくて

元気いっぱいになることがある

その時オレは

何か物理的なモノを口にしたわけではない

でも気持ちが満たされ

お腹も満たされた感じになっていた

 

地球人でもそう言ったことがあるなら

非物理次元で暮らす宇宙存在には

日常的に「感情を食べる」ことで

満足感を得られるのではないかと

オレ個人は想像している

 

感情の中でも

「恐れ(心配事)」は

こってりと脂の乗った肉料理のような

食べ応えがあるのかもしれない